アスペ先輩と僕

アスペ先輩のいる会社での疲弊

アスペ先輩と僕

うちの職場にはアスペ先輩がいる。

趣味などが合うのでたまに話はするが仕事では対応に困ることが多い。

周囲の人は気付いているのか、いないのか。

 

気付いていればフォローも出来るけど、そうでないなら関係性が悪くなる可能性も高い。

以前勤めていた会社にもアスペ先輩がいたが、仕事が上手くいかず上司に追い詰められて辞めてしまった。

 

どの職場にも1人はいるんだろうか。

投石

30年近く生きていると、誰しも不思議なオカルト話の1つや2つあるものだ。
自分はそういうオカルト・ホラー体験が多い方だと自覚しており、
そういったことを忘れないために記録し始めたということもある。
 
小学生3年生だったころの昼休み。
園庭の、遊具からは柵で囲われた周りからは見えない場所が友人達とのたまり場だった。
 
友人と駄弁りながら遊具があると思われる方向に、私は投石していた。
数分すると、女子2人組がこっちへ来た。1人は肩を押さえている。
 
「石投げたの、誰?」
 
わかりきっていた当たり前の結果だが、私は酷く萎縮した。
みんなで知らないと言っていると2人は立ち去った。
(何故か私は友人の目を盗んで投石していた)
 
もう人がいる(と思われる)方向に石を投げるのは止めようと思った。
 
 
小学校6年になると近所の英語塾に通い始めた。
18~20時?の授業を終えたら、
友人と一緒に付近の公園まで向かい親の迎えを待つという習慣だった。
 
待っている間は公園で遊ぶか、
目の前を流れる川に石を投げて遊ぶかのどちらかだったが、
その日は川に石を投げて遊んでいた。
 
途中、両名とも親が迎えに来たが、
親はいつもの通り世間話をしているのでそのまま遊んだ。
 
小さな小石を投げているだけではつまらなくなってきたので、
大きめの石を見つけて投げ始める。
ドボンと石が水に落ちる音が小気味いい。
 
 
ひときわ大きい石(20㎝くらい)を見つけ、
川の真ん中まで投げようと両手で放り投げると、
勢いあまって真後ろに飛んで行ってしまった。
 
後ろには親の車、そして親がいる。
石が車、最悪人にぶつかる。と思わず頭を抱えてその場にしゃがみこんだ。
小学3年の時、女子に石を当ててしまった記憶がよみがえった。
 
 
・・・
・・
 
 
10秒たっても車に石があたる音はおろか、
地面に石が当たる音も聞こえない。もちろん川に石が落ちる音も。
頭を抱えた私を不思議そうにみる友人と目が合う。
 
 
混乱して親に石が飛んでこなかったか聞いたところ、何もないという。
 
石はどこに飛んでいったんだろうか。
それ以来、石を投げることは滅多にない。